2018年7月25日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で先発をした横浜DeNAベイスターズの濱口遥大。そして、受けるのがキャッチャー伊藤光。その伊藤の初回のリードについて中日で監督をしていた谷繫元信がフリーアナウンサーの節丸裕一と共に語っています。
【この日の濱口の投球内容】
6回100球、被安打7、奪三振2、四死球3、失点2
今季1勝2敗 防御率3.81 (7/25の試合終了時点)
3連敗中だったDeNA先発投手
7月22日 ヤクルト戦 石田健大 3回6失点
7月23日 ヤクルト戦 今永昇太 3回5失点
7月25日 中日戦 井納翔一 4回8失点
アナ 今日は色々と苦しい状況の中でマウンドに上がった先発の濱口が良く頑張りましたね。
谷繁 まあ、よく頑張ったと思います。でも、僕が物凄く気になったのが、初回ですね。
アナ はい。
谷繁 初回1アウト1-2塁の場面でのビシエドに対するリードなんですけども。
アナ はい。
谷繁 これ、まずは初球はカーブから入るんですね。まあ、1アウト1-2塁でヒットを打たれたくない、点を取られたくないとうのは分かるんですよ。(※1球目の判定はボール)
アナ はい。
谷繁 それで、2球目にカーブの後のストレートでしょ。そこは甘くなったら打たれるというピッチャーの心理が働くんで、どうしてもボール気味になるんですね。(※2球目もボール)
アナ はい。
谷繁 それで、3球目は2ボールからカーブですよね。それで4球目も3ボールからカーブなんですよ。(※結局、ストレートの四球となる)
アナ えぇ。
谷繁 濱口というピッチャーはやっぱり順番からいうと得意な球種がストレート、チェンジアップ、スライダー、カーブの順番だと僕は思うんですよ。
アナ はい。
谷繁 それの1番得意じゃないボールをなぜああやって選んで投げさせるのかという疑問があります。
アナ はい。
谷繁 今日はそう感じたんですね。そういうところを少しずつ改善していくと濱口も楽なピッチングというのができると思うんです。だから、自分でもう少し自分の投げたい球をキャッチャーにもっとアピールしていいんじゃないかなと思うんですよね。
アナ なるほど。
谷繁 はい。
アナ 今日は一つ勝ったことで流れが変わるといいですね。
谷繁 そうですね。流れが変わってくれるといいですね。
以上です。
キャッチャーの伊藤光はまだ移籍をしてきて日が浅いからリードが甘いのか、もともとリードがダメなのかこれから分かるでしょう。