2018年9月27日にBSで放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のタンパベイレイズ戦で先発したものの5回途中で降板し6敗目を喫したニューヨークヤンキースの田中将大のピッチングを小宮山悟がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。
【この日の田中の投球内容】
4回0/3、80球、被安打6、奪三振4、四死球2失点4
今季12勝6敗 防御率3.75 (9/27の試合終了時点)
【田中の試合後のコメント】
田中 ここで下向いてズルズルいってもしょうがないので、「ここでお前、行ってくれ」って言われたところでいい投球ができるように、1日1日しっかりと調整して、またいいパフォーマンスを出せるようにと思っています。
アナ 田中投手、2試合連続で5回持たずの投球となりました。小宮山さん。
小宮山 ポストシーズンに向けて本当に不安になる内容の投球でしたよね。心配ではありますよね。ブーン監督は就任1年目ということで、田中が良かったというイメージは頭にないでしょうから、今の現状を考えるとちょっと田中が心配になりますね。
アナ うーん。そうですね。今日は前回と同様に立ち上がりに失点を喫してしまいました。
小宮山 今日は初回が全てで36球を費やしているということで、3点援護してもらってマウンドに上がったので、レギュラーシーズンの最終登板、ポストシーズンの登板も含めて、勝たなきゃいけないという気持ちが強すぎて思うようにならない。
アナ うん。
小宮山 何とか点をやりたくないということでこれも無理な態勢でスコアリングポジションに進めたくないということであんなことになったんですけど、本来守備の上手い選手なんで、ちょっと信じられない感じでしたよね。(※1回1アウト1塁でピッチャー前のゴロを捌いて無理な態勢で2塁でのフォースアウトを狙うが悪送球でピンチを広げた場面を見ながら)
アナ そうですね。バタバタしてましたもんねぇ。
小宮山 それでこのバタバタぶりが制球にも影響が出て、しっかりとボールをコントロールするのが彼の特徴なのに、スライダーがあそこまで引っ掛かるというのはなかなかないと思うんですけども、本当に今日はバタバタという感じでしたね。
アナ そうですねぇ。視聴者の方からも心配な声が届いていまして、「田中投手、ここ2試合とても不安の残る投球でした・・・ポストシーズン大丈夫でしょうか?心配です」と来ているんですが、どう調整していけばいいんでしょうか?
小宮山 基本的には疲れが溜まっているということであれば、疲れを取るということを最優先にして、登板と登板の間でコンディションを考えないといけない。それでブルペンでの調整を1回飛ばしてもいいと思うんですよ。ブルペンに入らずにゲームに入るという、とにかく疲労を抜くということが大事なので、8月9月が良すぎたので、春先が不調でそこから上がってきて今が下り坂だから、とにかく何とか頑張ってもらいたいと思います。
以上です。
ポストシーズンに不安を残す内容でした。