2019年3月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日の前日の3月10日に登板した中日ドラゴンズのロメロについて元日ハムの岩本勉、元横浜の斎藤明雄、元中日の谷沢健一が語っています。
3月10日のロメロの投球内容
5回78球、被安打1、奪三振2、四球1、失点1
オープン戦の防御率3.60
岩本 中日なんですけど昨日(3月10日)、新助っ人外国人のロメロ投手が、そらもう体がデカイですよ。球も速いです。明雄さん、評価はどうですか?
斎藤 メジャー時代は主にリリーフだったんですけどね。MAX164キロの真っ直ぐがあるという評判なんですけど、やはり力はありますね。
岩本 はい。
斎藤 それで外国人って日本に来たら先発をしたがると思うんですよね。今日見ているとストレートは当然速いんですけど、カットボールとスライダーもある。もっとコントロールは暴れると思ったんですが、意外と落ち着いて投げている印象ですよね。
岩本 タイプ的にもコントロールに困るのかなと思うようなタイプですよね。
斎藤 投げ方がね。
岩本 そうですね。
斎藤 それが意外とまとまっていてバッターは手こずるんじゃないかと思いますよ。
谷沢 (阪神の)ガルシアの方が小さくボールが動いていたかな。
岩本 はいはい。
谷沢 こちらの方がストレートはけっこう素直ですよね。だから簡単に打ち返されることもあるんじゃないかな。
岩本 でもボールを動かすストレートもあれば、そのままストレートに収まるストレートもあり、バットが折れるシーンが目立ったように感じたんですけど。
谷沢 まだそれはね。バッターがそれだけ調子も上がってないしね。今の時期はピッチャーの出来が早いですよ。
岩本 なるほど。
谷沢 ガンちゃんも現役時代はそうだったでしょ?
岩本 そうですね。そこで調子を掴むというか、そういう時期でもありました。
谷沢 それで抑えて錯覚もある。
岩本 正直に言いまして錯覚もありました(笑)
以上です。
左の速球派はなかなか打たれないと思いますけどね。