2020年7月26日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.広島カープ戦で1点リードの場面の9回表に抑えとして登板し、5失点を喫した横浜DeNAベイスターズの山崎康晃について元日ハムの岩本勉と元横浜の斎藤明雄がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
シーズン防御率8.74(7/26の試合終了時点)
アナ 広島が終盤の劣勢をひっくり返しDeNAに勝利。明雄さん、スゴい試合になりましたね。
斎藤 まあ、スゴかったですね。DeNAで一番気になるのはやはりクローザーの山崎康晃の調子があまり良くないという事ですよね。
岩本 はい。
斎藤 ツーシームの落ちも悪いし、ストレートの走りも悪い。
岩本 山崎康晃はクロスステップのピッチャーじゃないですか。
斎藤 はい。
岩本 これはここまでそのピッチングフォームを続けてきましたけど、やっぱりああいうのも負担になってきてるんですかね?
斎藤 ちょっと体の捻りが負担になってるのかなという部分もありますし、特に気になるのが足を上げるスピード、躍動感がちょっとないのかなと私には見えるんですよね。
岩本 えぇ。
斎藤 変化球を投げる場合でも、腕を振るという意識よりもどうしても落とそうという意識が強すぎるのかなと。
岩本 はい。
斎藤 去年のいい時のフォームは足を上げるのもサッと上げるんですよね。軸足だけで立つ時の躍動感がありますよね。それが今は全くない。だから今年のように足がフワッと上がっていると、ステップ幅が広くなり過ぎてるのかなと。去年のように足がパッと上がるとそのスピードに付いていけない時があるので、ステップ幅を小さくなって体の捻りもスムーズにいくように思えますよね。
岩本 はい。
斎藤 あと、今日は特にコントロールに意識がいき過ぎているような感じに見えますしね。そして今年で抑えをやって5年目で、そういった勤続疲労もあるのかなと私には見えますね。
岩本 なるほど。
以上です。