2021年10月26日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦に敗れて優勝を逃し2位となった阪神タイガースについて元巨人の斎藤雅樹、楽天で監督をしていた田尾安志、同じく楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
打率.247 本塁打121 得点541 防御率3.30
アナ 阪神は最終戦を白星で飾れずシーズン2位に終わりました。デーブさん、いかがですか。
大久保 優勝するしないでここまでギリギリだったわけじゃないですか。
アナ はい。
大久保 試合前までは優勝のチャンスがあった。でもね、ゲーム差1というのは大きな差があるから。そしてそれを象徴するような今日の試合だったんですよ。だから簡単なのはキャッチボールをちゃんとやってますかと。
アナ 田尾さんは今日の試合はいかがでした?
田尾 2回表の糸原の送球エラーによる失点。これをどう感じるかですよね。甲子園は土のグラウンドで難しいと言われたりますけど、今回のは送球エラーですからね。
大久保 うんうん。
田尾 あと僕はエース青柳を登板させているんだから、2回裏のチャンスで青柳に代打を送ったのはもうちょっと我慢して青柳を引っ張ってほしかったんですよね。「1点ぐらいどうってことないよ」っていう感じで選手たちに感じてもらいたかったんだけど、もうエースを2回で降ろしてしてまって、あの1点が非常に大きく感じたんですよね。
大久保 そうですよね。
田尾 だから、ここへ来てタイガースの野球がツラいんですよ。矢野監督の新しさはどこ行ったのってぐらいにね。それをやってたのがヤクルトなんですよね。
大久保 なるほど。雅樹さんはどうですか?確かに暗く見えちゃうような采配でしたよね。
斎藤 まあ、そうですね。あとメンバー的にも怪我人が出たりしてましたからね。あとは僕も田尾さんが言うように、青柳というのはシーズンを通して頑張っていた選手ですから、まだまだチャンスを与えてほしかったなという気がしますね。
大久保 そうですね。
アナ 田尾さん、2位には終わりましたが、まだ日本一へのチャンスが残っているんですよね。
田尾 そうですね。まあ、1位になってからは守りに入ったような野球で相手を攻めるというのがなかったんですよね。
大久保 うんうん。
田尾 だから2位になった事でまた挑戦者としてガンガン向かって行ってほしいですね。
以上です。