2018年5月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsオリックス戦で今季初勝利の東北楽天ゴールデンイーグルスの辛島航について楽天で監督をしていたデーブ大久保、元中日の立浪和義、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田美幸と共に語っています。後半にちょっと松井裕樹についても語っています。
【この日の辛島の投球内容】
6回91球、被安打5、奪三振8、四死球2、失点2
アナ 辛島選手、良かったですね。
大久保 良かったです。豊さんが首脳陣でいるときに選手の育ちとか気になるじゃないですか。
高木 はい。
大久保 僕も親がどういう教育をしたとか少年野球で教わった監督が怖い人だったとかをスカウトに調べてもらって。
高木 はい。
大久保 この辛島も物凄い苦労をして育った子で辛島が調子悪くて二軍にいてその話を2軍監督の時に聞いて、そして塩見も調子が悪くて2軍にいて、辛島と塩見は1000本ノックとかやるんですけど、1000球とも一歩目は絶対に抜かないっていう。
高木 うーん。(※こいつは何を言っているんだという雰囲気が出ている)
大久保 だいたい2軍にいる子って1000本やる1球目から抜くみたいなところがあって。
高木 うん。
大久保 それで辛島と塩見で知り合いのレストランに行って泣きながら頑張るぞって言ってたりして。そういうのがあって今日は嬉しかったですね。
高木 フフフ(笑)
大久保 立浪さんに辛島について聞きたいのは、辛島は技術とかじゃなくて強そうな子に見えますか?
立浪 うーん。スゴく精悍な感じがしますよね。
大久保 そうですよね。本当に表現しづらいですけどスゴく苦労しているんですよ。
立浪 はい。
高木 まあ、逆境に強いというかね。
大久保 そうそう。
アナ 根性もありそうですよね。
大久保 そうですね。だから、これからまた勝ってほしい選手です。
【ここから8回に投げた松井について】
大久保 もう何日も前から決めていたんですね。チームも調子が良くないんで新しいことをやろうとしていくためにハーマンよりも松井を前に投げさせると。
高木 うん。
大久保 それで状態の良いハーマンが抑えでいこうと。
高木 まあ、三振が取れ出しましたよね。
大久保 そうですね。技術的に松井は前屈みになったときがダメなんですよ。後ろにそっくり返るような投げ方でいくといいんですけど。
アナ はい。
大久保 松井も8回でもう1回勝ちゲームでいって9回に復帰していい結果を出せるように頑張ってください。
以上です。
デーブはちょっといい話をしようとして失敗したパターンですね。高木豊がそれに気付いて笑っていました。そんな話はどうでもいいんですけど辛島がやっと勝利しました。