2018年4月29日にテレビ東京で放送された「SPORTSウォッチャー」という番組で読売ジャイアンツの上原浩治とお笑い芸人の又吉直樹が対談をしています。
【挨拶をして対談が始まる】
上原 綾部さん、ちょっと連絡を取り合っているんですよ。
又吉 え、そうなんですか?
上原 はい。この間も僕がジャイアンツに決まった時に連絡したんですよ。LINEで。
又吉 はい。
上原 速攻で電話掛かってきて「決まったんですか!」って。
又吉 えー。疲れている時とかは全然無視してくださいね。
上原 ハハハ(笑)
又吉 はい。
上原 暇なんですかね?
又吉 あいつ今は暇なはずなんで。
【上原と又吉は同じ大阪府寝屋川市出身】
上原 ボウリングとか行ってました?
又吉 ボウルバロン?
上原 ボウルバロン。
又吉 行きました。
上原 行きましたか(笑) ハハハ(笑) 全然みんな分からないですよね(笑)
【10年ぶりの巨人は上原にはどう見えたのか】
上原 もう一緒にプレーしていた選手がいなくなったということですよね。
又吉 そうですよね。
上原 いたのは慎之助と勇人が上がってきたばっかりの時に一緒にやっているわけですから。
又吉 はいはい。昨年で言うと巨人は成績が振るわなかったじゃないですか。そのチームの雰囲気とかは?
上原 もっともっと明るくしてもいいんじゃないかなと思うんですけどね。
又吉 明るく。
上原 自分が楽しまないともったいないじゃないですか。
又吉 上原さんスゴい感情を出していますもんね。
上原 出しますね、僕は。自分の中で試合に入り込んでアドレナリンがスゴい出て。
又吉 特に仲良い選手に強めにいくとかもあるんですか?
上原 いや、それは平等にやっていますけど、澤村だけはどついてますね。
又吉 ハハハ(笑) それは何でなんすか?
上原 あいつは結構ナメてるんで、僕に対して。それでちょっと頭どついてるって感じですね。
又吉 それもコミュニケーションの一環みたいなことなんですよね。
上原 もちろん、自分もまだチームに完全に溶け込めている感じじゃないんで。まだ正直、知らない選手、顔と名前が一致しない選手もいるんで、そこでみんなと笑顔でそういうことが出来たらいいなという思いもあるんですけどね。
又吉 あー。
【打たれて降板してもベンチ最前列で声を出していたことについて】
上原 1年目の時とかは自分のことだけしか考えてなかったっていうのが間違いなくあったと思うんですよ。
又吉 はい。
上原 でも、今はもうこの歳になって周りを見ても全然年下ばっかりで、ある選手なんかはお父さんお母さんが僕と同い年とかっていう選手もいるんで。
又吉 あ、そうですかぁ。
上原 やっぱり、周りの事も見ながらやらなくちゃいけないなというのは。
又吉 僕らの仕事もそうかもしれないですね。デビューしたての頃は自分がいかにウケるかだけを考えてました。
上原 けっこう共通点多いですね。野球界とお笑い界って。もしかしたら。
又吉 あー。お笑いは怪我がないんかな。あるけどそれはそれで・・・(笑)
上原 スベるってことじゃないですか(笑) スベるっていう怪我がある(笑)
又吉 1年間スベり続けたら、僕はもう引退しますよ(笑)
上原 ハハハ(笑)
又吉 仕事なくなるやろうし。
【知られざる重圧について】
上原 まだ本当に不安しかないですね。
又吉 うーん。
上原 成績残すだろうと思って獲ってくれているわけですし、これで打たれていたら大変な事になるんじゃないかなとか、スゴい文句とか出てくるだろうな、というのは今でも思っていますね。
又吉 へぇー。それは今までの野球人生の中でも強くある方ですか?
上原 そうですね。あとは契約した時期が時期なんで、キャンプも一緒に過ごしていないですし。
又吉 はい。
上原 かなりのプレッシャーはありますね。
又吉 へぇー。そうなんですねぇ。
上原 キャンプをしてなくても成績を残せばそれが正解だったわけで、結果を出すことが正解なんで
【1999年は上原巨人入団、又吉が東京NSCに入学】
上原 99年でしょ。
又吉 99年です。
上原 一緒ですね。
又吉 僕はもう出てきたときは仕事もないし無茶苦茶不安でしたね。
上原 そうですよね(笑)
又吉 その時に上原さんが大活躍されていたんで。何となく思い描いていました?何歳ぐらいまでやろうとか。
上原 いやぁ、ここまでまずやっているというのは想像してなかったですね。ほんとすぐに1年目から出られるとも思ってなかったですし、まずは2軍で体作りをしてから上がれたらいいなという思いで、そう考えていたんですけどね。
【最後のまとめ】
又吉 ぜひ、寝屋川会を開いてください。
上原 面白そうですね(笑)
又吉 ありがとうございました。
上原 ありがとうございました。
固い握手をして終わり。
以上です。
文字にして読んでみるとイマイチな感じのような気がするんですけど、映像だとなかなか面白い内容でした。