2018年10月20日にTBSで放送された「S-1」で桑田真澄が2018年のドラフト1位候補の根尾昴、吉田輝星、藤原恭大をタレントの中居正広とTBSアナウンサーの伊藤隆佑と共に分析しています。
もくじ
金足農業・吉田輝星
アナ 中居さん、まず吉田輝星投手はどうですか?
中居 僕は今年の甲子園を見に行ったんですよ。
アナ はい。
中居 何の根拠もないんですけど、何かスターの香りと言いますか、技術とか練習とかじゃなくてそういう香りがしました。何か惹きつけられるというか。桑田さん、この吉田投手はどうですか?
桑田 十分プロでもやっていけると思うんですけど、やはりプロ野球の世界というのはスゴく厳しい世界なんですね。
中居 はい。
桑田 ですから、勘違いをせずに自分の長所を伸ばしながら、そして長く現役生活をするんであれば自分の課題を克服していくというね。両方を追い求めていかないとなかなかプロの世界では生きていけませんよね。
中居 そんなに甘くないんですね。
桑田 甘くないですよ。はい。
中居 でも、スタミナもありますよね。えっ、甲子園で何球投げたんでしたっけ?
アナ 881球です。
中居 投げ過ぎですか?(笑)
桑田 投げ過ぎです。ですから、このオフは年が明けるまでボールを握らない方がいいです。
アナ そのぐらい?
桑田 是非、ボールを握らないで他のトレーニングをするようにしてもらいたいですね。
中居 うーん。
桑田 僕も高校時代は甲子園が終わったら、ノースローにして肩肘を守ってきたんです。
中居 そうなんですねぇ。
桑田 やはり甲子園というプレッシャーのかかる試合で酷使していますからね。
中居 慣れてないですもんね。
桑田 是非、休めてもらいたいですね。
中居 疲れを取ることも大事。
大阪桐蔭・根尾昴
アナ さあ、続いて根尾選手です。
中居 根尾選手はピッチャーなのか、バッターなのか、二刀流なのかと言いますけど、桑田さんは投手として考えている。
桑田 はい。何故かと言いますと、もうプロ野球に入ってくるような選手は小中高大学でみんなピッチャーをやっているんですよ。
中居 はい。
桑田 プロ野球でピッチャーが難しくて野手になるんですね。
中居 よくありますよねぇ。
桑田 はい。根尾君は両方できるわけですから、是非ピッチャーで挑戦して。
中居 えっ、バッティング見たくないですか??
桑田 セ・リーグに行けば、バッティング練習もしますので、そんなに変わりません。
中居 そうですかぁ?
桑田 ピッチャーで何年かやってみるのがいいと思います。
中居 それぐらい魅力がある選手ですよねぇ。
桑田 それで二刀流は薦めません。まずピッチャーをやって、それで難しいのであれば、そこで野手に転向すれば十分です。ピッチャーも投内連携で守備の練習をします。バント練習をしながらバッティング練習もします。大丈夫です。
中居 でもパ・リーグに行ったらね。
アナ そうですね。どうしようかとなりますよね。
中居 うん。
大阪桐蔭・藤原恭大
アナ そして中居さんが欲しいという藤原恭大選手です。
中居 何となく左の大砲が欲しいなと(笑)
アナ 巨人に欲しい。
中居 巨人ですね(笑) やっぱり好きなんですよ。足があってパワーがあってというね。
桑田 これで体が一回りも二回りも大きくなってくるのをイメージすると、相当やれるんじゃないかとイメージしますよね。
中居 そうですか。
桑田 はい。あとは打者として大事なことは空振りを少なくするということですね。
中居 うーん。選球眼。
桑田 まあ、吉田選手のときに言いましたけど、弱点をどんどん小さくしていかないといけないんで、空振りを少なくしていくというのを頭に入れながら練習していくといいですね。
育成期間について
中居 藤原選手と根尾選手で今年は打撃について色々言われたりするじゃないですか。
アナ はい。
中居 2017年を振り返ると日本ハムの清宮選手、ロッテの安田選手、大卒ですけど楽天の岩見選手とかいましたけど、やっぱりあんなに注目されていても1年目って難しいですね(苦笑)
桑田 難しいです。僕は高卒については3年間じっくり鍛えるという方針にした方がいいと思います。
中居 特に打者は。
桑田 はい。
中居 ピッチャーもそうですかね?
桑田 ピッチャーもそうです。2,3年じっくり鍛えてから1軍へ、というのがいいと思います。
中居 そしたら清原の31本って凄いですよね。
桑田 もう凄いですよ。
以上です。
3人の評価でした。