2019年8月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でまたも3連敗を喫した阪神タイガース。全く元気のない阪神打線について元近鉄西武の金村義明、元巨人の斎藤雅樹、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ 阪神は巨人に敗れて3連敗。8年連続で負け越し。チャンスはあったんですが、あと1本が出ないという試合でした。
岩本 巨人の先発の山口俊の投球も丁寧で良かったんですよね。
アナ はい。
岩本 金村さん、阪神の課題のひとつだと思うんですけど決定打ですよね。
金村 そうですね。昨日(8/17)、僕はラジオの中継で解説していたんですけど、やっぱり手数ですよね。ファーストストライクからどんどん攻めていくという姿勢があまり見えないんですよね。みんな不利なカウントに追い込まれて、初球から打っていかないから余計にまた簡単にストライクを取られて、追い込まれてからボール球を振らされるという悪循環が物凄く目立つんですよね。
岩本 なるほど。
金村 逆にジャイアンツ打線はみんなファーストストライクから絶好調で振りまくりますからね。
岩本 はい。
金村 その差がだいぶん開いてるなと。
岩本 追い込まれて山口の低めの変化球という術中にハマったということなんですかね。
金村 だから狙い球をキッチリと絞って、とにかく一番ヒットになりやすいのがファーストストライクなんですから、そこを特にチャンスで振らないとね。
岩本 はい。
金村 特にチャンスでは大事にいこうとし過ぎて見逃してるのが非常に目立つんですよね。
岩本 これはベンチの指示とかなんでしょうか?
金村 うーん。まあベンチも「待て」のサインは出してないはずですけど。
岩本 はい。
金村 まあそれは指示してもできないのか・・・。
岩本 積極的な阪神打線、次の試合以降では期待したいですね。
アナ そうですね。
以上です。