2023年4月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日の千葉ロッテマリーンズvs.オリックスバファローズの先発で投げ合った佐々木朗希と山本由伸のNPB最高の対決について元横浜の高木豊、元ソフトバンクの池田親興、中日で監督をしていた谷繫元信がタレントの磯山さやかと共に語っています。
佐々木 7回105球 安1 振11 四2 失0 防0.00
山 本 6回101球 安5 振9 四1 失1 防0.75
磯山 ロッテが少ないチャンスをモノにしてオリックスに勝利しました。日本を代表する佐々木朗希投手と山本由伸投手の投げ合いが素晴らしかったですね。
高木 もう笑っちゃうね。圧巻というか。谷繁さん、全員が緊張感を持つ中でまず佐々木朗希の球を受けるキャッチャーは特別だったと思うんですよ。
谷繁 そうですね。佐々木朗希にはずっと松川が受けてましたから、佐藤にしてみたら複雑だったでしょうからね。
高木 うんうん。
谷繁 でもレギュラーになっていくには佐々木朗希の球をしっかりと受けないといけませんからね。それで今日見る限りではフォークボールもしっかりとキャッチングしてましたし、止める時はしっかりと止めてましたし。
高木 違和感なくやれてましたよね。
谷繁 はい。
高木 池田さん、一方の山本についてですが、投げ合いで相手が佐々木朗希。まあ佐々木朗希も山本由伸が投げるということで、ピッチャーの心境ってどういうもんなんですかね?
池田 心境というか、どっちも日本を代表するピッチャー同士ですから、まず1点を先にやらないという気持ちで投げていたと思います。意地の張り合いでマウンド降りるにしても無失点ならいいけど、1点も先にやってはいけないという気持ちがまずあったと思います。
高木 なるほどね。谷繁さん、僕が印象的だったのは両投手ノーヒットピッチングをしていて、山本が先に初ヒットを許したときに「あぁ・・」という顔をしたんですよね。
谷繁 しましたね。意識してたんでしょうね。
高木 そこまで絶対に打たせないという気持ちで投げてたというね。
谷繁 フフフ(笑) 三振の取り合いで僕は笑っちゃいましたよ(笑)
高木 佐々木朗希はフォーク、山本はカーブで三振を取るというね。
磯山 山本投手の試合後のコメントを紹介します。
まず先制点を許してしまって、そのあと最少失点でいけたのは良かった。もうちょっとテンポのいいピッチング出来たのかなと思います。締まった試合でしたし、今回は負けましたけど、また対戦できることがあればスゴく楽しみです。
高木 佐々木朗希のテンポは普段とあまり変わらなかったんですけどね。池田さん、山本はテンポは上がらなかったとコメントしてますが、それだけ慎重になってたんでしょうかね。
池田 まあ力も入るでしょ。
高木 力は入ってました。野手も緊張してました(笑)
以上です。
山本は1点取られた時点で「あーあ」って感じになってた。