2019630日に日本テレビで放送された『Going Sports & News』でこの日に行われた大船渡高校の練習試合での佐々木朗希くんピッチングについて江川卓が番組MCの上田晋也と共に語っています。

 

佐々木選手の試合後のコメント

佐々木 ボールを思う所に投げられましたし、変化球も思うように操れたので、良かったかなと思います。自分の出来ることをしっかりやって、甲子園出場できるように頑張りたいと思います。

この日の佐々木選手の投球内容
3回51球 被安打3 奪三振6 失点0
最速153キロ

  

 

江川が語る

江川が一番気になったポイント

1回、2回と0点に抑えて3回にフォアボールとヒットで2アウト1-2の場面。5番バッターに初球は147キロで空振り、2球目はインハイに149キロのボール。この2球目のインハイのボールが気になったといいます。

 

 

江川 このボールです。これただのボールに見えるでしょ?

 

上田 はい。

 

江川 このボールは指にかかって相当速いんですよね。このボールを初回から投げれればとんでもないことになるんですよね。

 

上田 ほー。

 

江川 彼は最終イニングだけこのボールを投げるんですよね。これを予選で初回から投げるようになると、えらいことになると思います。

 

上田 スタミナ配分しているわけじゃないんですか?初回から投げられるけど投げないっていう。

 

江川 スタミナはあるんです。

 

上田 調整ということですか?

 

江川 そうですね。非常に楽しみですね。

 

 

試合を通しての感想

上田 今日の佐々木投手のピッチングをご覧になっていかがでしたか?

 

江川 今日は3イニングだったんですけど、この間は9イニング投げています。その時は9回に一番速い球を投げたんですね。

 

上田 はい。

 

江川 今日は3イニング投げて3イニング目で一番速い球を投げました。だから最後だけ目一杯の力で一番速いストレートを投げてる。

 

上田 なるほど。

 

江川 それを試しておいて、夏の甲子園予選に入るということになると思いますね。

 

上田 ほー。なかなか高校生で前半は抑え気味で、9回に速い球を投げるという芸当は難しいんじゃないですか?

 

江川 なかなか出来ないんですよね。そこが非常に謎の多いところで。

 

上田 はい。

 

江川 これであと2週間で甲子園予選がありますから、果たしてどんなピッチングをするのかが物凄く楽しみですね。

 

上田 まあ江川さんはジャイアンツ時代によく9回に一番速い球を投げるというのはあったじゃないですか。あれはプロだから、江川さんだから出来ることでしょ?

 

江川 まあ、あれはプロの世界でちょっとしたショーですからね()

 

一同 ()

 

上田 あっ、そうだったんですね() 状況次第でね()

 

 

佐々木投手擁する大船渡高校は夏の大会初戦は7月15日にvs遠野緑峰高校です。

 

過去に江川が佐々木選手に言及した記事はこちら

 

以上です。

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