2018年9月6日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で先発し、8回無失点14奪三振で5年連続奪三振王にまっしぐらの東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大について元横浜の平松政次、元南海阪神の江本孟紀、元近鉄西武の金村義明がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
【この日の則本の投球内容】
8回120球、被安打4、奪三振14、四死球1、失点0
今季7勝10敗 防御率3.84 (9/6の試合終了時点)
【則本のヒーローインタビューの一部】
則本 早いカウントで追い込むことができましたし、そのおかげで三振が取れたのかなと思います。今シーズン、個人として不甲斐ない成績なので残り試合、自分が投げる試合は全部勝つつもりで投げるので、何とか声援を僕たちに送ってください。
アナ 則本投手、自己最多の1試合14奪三振と素晴らしいですよね。
平松 凄かったですね。
アナ ということで、今日の14奪三振を全て見ながらお話を伺っていきましょう。
平松 これ3回から8回までの6イニングで14奪三振ですから。
アナ はい。
平松 9イニング投げてのものじゃないんですよね。だから、完投したら17奪三振でもおかしくない。
アナ すごいペースですよね。
平松 江本さん、今シーズン162奪三振で、5年連続の奪三振王が見えてきたんですけども。
【奪三振ランキング】
1位 楽天 則本 162
2位 楽天 岸 140
3位 SB 千賀 126
3位 西武 菊地 126
(9/6の試合終了時点)
平松 これ三振を取るために投げているようなね。
江本 とにかく、2017年もそうだし、則本は三振を取れるピッチャーで計算できるというかね。
平松 ですよね。
江本 これだけバンバン三振が取れる試合を今日したということはやっとここに来て久しぶりに本来の則本になりましたね。
平松 ですよね。腕が振れているということでね。金村さん、見ていますと、ストレートも速いしフォークもあるしね。
金村 スライダーも含めて全ていいですしね。だいたい、則本と言ったらこの体でスタミナの塊ですからね。
平松 うん。
金村 中盤以降に乗ってきたら三振を数多く取るんですよね。
平松 2回には大ピンチがありましたけど、それをクリアしてから、とにかく気分が乗ったんでしょうね。奪三振ランキングの2位は140で岸なんですよ。
アナ はい。
平松 これで22の差が開きましたんでね。これまで4年連続の奪三振王は近鉄の野茂(1990年から1993年)がいましたし、それから6年連続だと、これは我々の仲間の阪神の江夏豊(1967年から1972年)と近鉄の鈴木啓示(1967年から1972年)ね。
江本 あー、この2人はやっぱり三振を取るピッチャーでしたもんね。
平松 すごく速い球を投げていましたよね。
江本 1シーズンに何個ぐらい奪三振を記録してた?160とかじゃないよね。
平松 江夏さんは昭和44年に404奪三振。
江本 ハハ(笑) これ凄いな・・・(苦笑)
アナ 凄い数字ですね。
平松 もうとにかく球が浮き上がってきましたからね。
アナ 則本投手も5年連続が見えてきていますね。
平松 狙ってもらいましょう。
以上です。
則本の5年連続はいけそうです。それにしても昭和の怪物たちはヤバいです。