2019年10月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のクライマックスシリーズファイナルステージのvs.阪神タイガースとの第4戦で勝利し日本シリーズ進出を決めた読売ジャイアンツ。その中でCSの野手最年少MVPを獲得した4番岡本和真について、そして丸佳浩のバントについて元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と語っています。
昨季CS成績 6試合 率.056(18-1) 本0 点1
アナ CSのMVPに輝いたのは皆さんが大絶賛されていた岡本選手です。
岩本 そうですね。4番バッターの活躍というのはそのままチームを象徴するんですよね。
アナ 本当にそうですよね。
岩本 江本さん、本当にスゴい4番ですよね。
江本 うん。去年から今年にかけてちょっと太り過ぎじゃないかと。ちょっとキレも悪いぞという感じもしましたけど、ここに来て体がキレるようになってきてますよね。
岩本 先週のこの時間でも解説者の方がちょっとスリムになってシャープになったと言われてたんですよね。
江本 それは見る目あるね。誰だ?(笑)
岩本 (笑)
江本 まあそんな感じに見えるぐらいに今日のホームランなんかでもあれだけ外のボールを粘って打てるというのはやっぱり体のキレが良かったんでしょうね。
岩本 そしてなんと言っても丸のセーフティバントです。意表を突くというのはああいうことを言うんですけど、デーブさん、こういう閃きを持ってくれる選手がいてくれるというのは監督としてはありがたいですよね。
大久保 そうですよね。3割30本打つようなバッターがあんなことをやるなんて本人以外は誰も知らないですよね(笑) 素晴らしいですね。
岩本 バッターボックスで各内野手とか守備位置とか、その場にいる空気で判断してコツっといったんでしょうね。
大久保 本当はサードに捕らせる予定だったと思う。
岩本 はい。
大久保 それ自体は失敗したけど、処理をした西の頭には100%想定してなかったからフィールディングが取っ散らかったんでしょうね。
岩本 フィールディングの上手い西ですけど慌てましたよね。
江本 やっぱりこれは勘がいいよね。この場面で咄嗟に出たと思う。最初からやろうと思ってやるもんじゃないよね。
大久保 ほんの少しぐらいしか頭にないですよね。咄嗟に「3塁前はいける!」と思ったんじゃないですかね。
岩本 なるほど。でもあのバットを揺らすヒッチを見たら打ちにいくもんだと、そういう風に見えますもんね。
江本 うんうん。
以上です。