2018年6月14日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日戦で相手先発の同い年の吉見一起との投げ合いを制した東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之について、後半では4番に座ったオコエ・ディクソンについて元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、デーブ大久保がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
【この日の岸の投球内容】
8回109球、被安打4、奪三振9、四死球2、失点0
今季6勝1敗 防御率1.91 (6/14の試合終了時点)
【岸のヒーローインタビューの一部】
岸 相手の(中日の)吉見も良いピッチングをしていたので、それに乗っかって僕も段々良くなっていった感じだと思います。個人的にはスゴく楽しみにしていたので、勝てて良かったです。
アナ 楽天が勝利し岸投手は6勝目となりました。
平松 吉見もよく頑張ったんだけどねぇ。もっと良いピッチングをしたのが岸で。
アナ はい。
平松 ストレートはそんなに早くないんだけど、ストレートのキレと伸び、そしてチェンジアップ、カーブで見事なピッチングの形を持っていますよね。
アナ はい。
平松 デーブ、この形に入ったらなかなかバッターも打てないわね。
大久保 コースも絞れないですし、緩急もあって狙いづらいですし、手がつけられないですよね。
平松 本当に安定しているというかね。カーブなんかもバッター振っちゃうよね。それぐらい安定したというかね。
【ここからオコエ・ディクソンについて】
アナ 今日の楽天打線の方はいかがでしたか?
平松 うん。デーブ、オコエはどこ行っちゃったのかなと思ったら、ここにいたね。オコエ・ディクソンというのが(笑)
大久保 そうですね(笑) まあ、このバッターはチーム内では評価が高くて、2017年もチームが良かったのは外国人が打ってくれたからなんで、サインでランナーを進めるとか工夫をして野球をやっているんで、彼らがホームランを打ってくれればまだまだ。まあ、優勝にはもう遠くになってしまっていますけどね。
平松 そうですね。苫篠さんね、オコエ・ディクソンを見ていると体が崩れてもボールに当てますよね。
苫篠 僕も球場で実際に見たんですけど、ピッチャー方向に体が流れていくわけでもなく、開きも極力抑えられて壁をしっかりと持っていて、これ日本でもっと配球とか変化球に慣れてくると使える外国人選手じゃないかなというのをまず第一印象で思いました。
平松 だいたい打てないのは外のスライダーを空振りしたりするんだけども、あれをちゃんと泳ぎながらバットの芯で捉えてセンター前に打ちますからね。これは楽しみですよ。
アナ はい。今後に注目です。
【この日のオコエ・ディクソンの打撃内容】
1打席目 レフト前ヒット(打点1)
2打席目 センター前ヒット
3打席目 キャッチャーフライ
4打席目 見逃し三振
以上です。
岸の防御率は1点台です。これを打ち崩すのはかなり難しいでしょうね。オコエ・ディクソンも外のスライダーに付いていけるので日本野球に対応できそうですね。